普段の生活の中から改善し、肩こりにならないようにしっかりとした予防法を身につけましょう。
肩こり予防の立ち方
腹筋とおしりに若干力が入る感じ(EMS療法で鍛えることも可)で、背筋を伸ばしてあごを引き、目線はしっかりと前をみて立ちます。背筋を伸ばすというと、胸を張り出してしまう人が良くいますが、その体勢では首や肩に負担がかかります。
自分が良い姿勢かどうか見極めるには、壁を背に向けて立ちます。
良い姿勢であれば後頭部とおしりが軽く壁に触れる状態になります。立つときの意識としては、頭頂部(頭のてっぺん)に糸があるのを想像し、その糸が軽く引っ張られている感覚で立つと、キレイな姿勢で立つことができます。
1、立っているとき同様に、腹筋とおしりを意識しながら、目線はしっかりと前方へ向けます。
2、かかとから着地し、つま先で軽く地面を蹴りだす感じでリズムよく歩きます。
3、手はしっかりと大きく降り、肩を動かすようにします。
歩くとき、バッグは肩から下げるタイプのものはできるだけ避けて、両手が均等に動かせるように出来ればリュックサックタイプのものが最適です、手さげバックのタイプを使用する場合は、極力片方の腕だけでばかり持たないように、交互に持たせるといいでしょう。歩くときは、自分にあった靴を選ぶことも大切です。あまり柔らかい靴底、軽すぎる靴はかえって疲れる事に成ります、ヒールカップのしっかりした物を選びましょう。
肩こり予防の座り方
座るときも、立っているとき同様に背筋を伸ばし、腹筋とおしりに意識して、深く座ります、机で作業するときは、あまりクビが前のめりにならないようにし、背中が曲がらないようにします。
運転で車に乗るときも座り方は同じように背筋を伸ばし運転しハンドルが胸の高さにくるようにすると、自然と背筋が伸びます。
そして、1~2時間の運転をめどに車から降りて休憩し、身体を軽く動かしながら新鮮な空気を吸うといいでしょう。
肩こり予防の物の持ち方
肩こりは同じ姿勢を続けたときの筋肉疲労が原因に成る事が多く、筋肉を酷使し続けると同様に肩こりがひどくなります、筋肉が酷使され続けることによって、末梢神経系に傷を付けてしまったり、コリや痛みが広範囲に広がってします可能性もあります。
腰痛も同様ですが一部の筋肉ばかり酷使させ続けないように、重い物を持つときは、品物を体に近づけ、膝をおろして体全体を使って持ち上げるようにしましょう。